院長ブログ

血液健康診断のご利用&輸血ドナー登録へのご協力ありがとうございました


3月初めから5月末まで実施しました、「春の血液健康診断キャンペーン」におきまして多くの方にご利用いただき、ありがとうございました。

健診を実施しましたワンちゃんネコちゃんの内、約20%の子には何らかの異常所見が認められました。異常所見といっても全てがすぐに治療が必要ということではなく、即時に追加検査や治療介入が必要なケース、間隔を空けて再検査を行うケース、定期的なモニタリングを推奨するケースなど様々です。

血液検査は万能ではありませんので、「血液検査が大丈夫!!≠問題が全く無し!!」、「血液検査で異常が(例:肝臓の数値が高い)出たから、その臓器の病気だ!!」とはなりませんが、『少なくとも血液検査に異常が見られた!!=注意しておくべき点がある!!』という事になりますので、結果に基づいて今後の方針を策定する足掛かりになります。

若い年齢でも中高齢の子でも、こういった機会を是非ご活用いただき、健康管理にお役立ていただきたいと思います。

年齢でみるとやはり中高齢の子に大小の検査上の異常が認められる割合が多いものでした。年齢的な代謝機能の低下や、持病の継続などによるものもありますが、特に病気の兆候が認められない外見上大変元気な子でも「おや!?」というような事もありました。

「この子は歳だから、血液検査をすると何かしらの異常が出てしまうだろうからそれが怖くて...」と仰られる飼い主様もいらっしゃいました。知らなければ良かった、という事は世の中には確かにあるかもしれません。しかし、年齢と共に体が衰えてきてしまうのは自然の流れで、ではその結果生じる可能性のある病気などにより健康状態や余命などがどのようになるのか、心構えも含めてやはり備えておくことは大事ではないかなと思います。先にお話ししたように、決して異常値が出たからすぐに治療しなきゃならないという事ではなく、その子の状態・見つかった異常・今後の先行きによってアプローチは様々です。

人も動物も寿命が長くなりましたが、よく言われているのは「健康寿命を長く」という点です。動物にとって、食べる・寝る・遊ぶを最大限まで保って過ごせるようにしてあげたいものですね。

今回の健診をご利用いただいた方の中でお一方、当院の血液ドナー登録にご協力いただきました。

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トラオちゃん、というお名前の凛々しいお顔な男の子の猫ちゃんです。

ドナー登録にご協力いただく際には、血液型検査を含む各種血液検査、一般健康チェックはサービスで実施させていただきます。ご登録後、実際に輸血の際にドナーとしてご依頼させて頂く事は非常に少なく(最大でも1頭につき半年に1回まで)、出番がない事の方が多いかもしれませんが(その方が良い事なのですが)、トラオちゃんのようにいざという時にご協力いただける方がいて下さることは非常に有難く、頼もしいものです。飼い主様とトラオちゃんには非常に感謝致します。

当院では随時、輸血ドナーにご協力いただけるワンちゃんネコちゃんを募集しております。

詳細はhttp://well-ahp.com/2017/09/post-29.htmlをご覧下さい。

宜しくお願い致します。



副腎皮質機能低下症(アジソン病)のワンちゃんの一例


副腎とは左右の腎臓の横に存在する、小さな臓器です。

皮質と髄質という2層に分かれており、体に非常に重要な役割を果たす各種のステロイドホルモンを作り出して分泌します。

2018101801層状構造となっており、それぞれから異なるホルモンを作り出しています。皮質は3層に分かれ、各層から糖質コルチコイド、ミネラルコルチコイド、性ステロイドを作り出します。髄質はアドレナリン、ノルアドレナリンといったホルモンを分泌します。

「ステロイド」という言葉を見ると、悪い印象を感じられる方も少なくはないですが、生体にとってステロイドホルモンというものは必要不可欠なものです。過不足無い状態であることが正常であり望ましいことなのですが、これらのバランスが崩れてしまう事で様々な病気になってしまいます。

ステロイドホルモン(主に糖質コルチコイド)が過剰に作り出されるようになってしまう病気が副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、対してステロイドホルモン(糖質、ミネラルコルチコイド)が作り出されなくなってしまう病気が副腎皮質機能低下症(アジソン病)です。

今回のワンちゃんは、2歳の避妊済みのウェルシュ・コーギーの子で、アジソン病と診断した子の例です。

アジソン病は副腎からステロイドホルモンを作り出す機能が低下してしまい様々な症状を引き起こします。しかし、飼い主様が気づかれる症状としては食欲不振や元気消失、筋力の低下、下痢や嘔吐といったよく見かける症状が主なもので、『この症状が見られたからアジソン病かもしれない!?』となるケースはほとんどないでしょう。

ペットホテルや来客、旅行などの環境変化といった何らかのストレスが加わったかもというイベントの後に毎回体調を崩したりするような場合はアジソンの可能性が考慮されます。しかし、精神的なストレス負荷後に体調崩してしまう子も沢山いる為、あくまで可能性としてであり、特徴的な症状として結び付ける事は難しいです。

今回のワンちゃんは、一過性の下痢の後に食欲不振が続き、その後は頻回の嘔吐と元気消失を主訴に来院されました。この主訴だけですと胃腸器疾患を第一に疑います。少し気になる症状としては、排尿量が多いという症状がありました。

嘔吐の回数があまりに多い為、胃腸器疾患、とりわけ腸閉塞などを疑いながら各種検査を進めていきましたが、どうにも胃腸器系には大きな問題は見当たりません。検査から胃腸器系が主な原因ではなさそうな点、そして血液検査結果からアジソン病の疑いを強く持ったため、アジソン病かどうかを確かめる検査を行いました。その結果、入院翌日にはアジソン病という確定が得られたのでその治療を開始したところ、みるみる元気さを取り戻してくれました。

今現在は定期的な検査を行いながら投薬による管理を自宅で行ってもらっています。アジソン病は残念ながら完治する病気ではない為、一生涯に渡って投薬による治療が必要となってしまいます。しかし、投薬管理が順調ならば日常生活は他の健康な子とそん色なく過ごせるでしょう。

何故、副腎という臓器の働きが低下してしまったのでしょうか。

アジソン病の原因の多くは、特発性の副腎委縮、つまりは原因不明です。自己免疫性破壊が原因ではないかといわれていますが、アジソン病の9割は特発性といわれます。その他には腫瘍、感染、薬剤などによる例もあります。

ようするに、アジソン病には予防方法が存在しないという事になってしまいます。

アジソン病は症状が徐々に進む慢性タイプから、急激な虚脱・ショックなどを引き起こす急性タイプ(アジソンクリーゼ)があります。今回のワンちゃんは慢性タイプでしたが、急性タイプの場合は生命の危険性が非常に高い状態となります。

予防法がない為、「何となく元気がない」「慢性的な下痢が続く」「ホテルやトリミングなどのイベント後に体調を崩しやすい」などの症状が見られる場合には血液検査を実施して、アジソンの疑いがないかどうかを調べておくことも大切です。



子宮蓄膿症のワンちゃんの例


未避妊のワンちゃんで気を付けなければならない病気の筆頭として挙げられるのは子宮蓄膿症です。

何度か本ブログでも記載した事のある、決して珍しくない病気の一つです。

今回は体の小さいシニアのチワワちゃんが、この病気にかかってしまった例になります。

食欲不振と嘔吐が主体の症状でご来院され、問診から得られた情報から子宮蓄膿症を疑いました。

子宮蓄膿症において飼い主様が気づく症状の代表としては、おりものがみられるという点があります。

しかし、今回のワンちゃんはおりものが全く確認されませんでした。

画像検査と血液検査からやはり子宮蓄膿症でした。血液検査の結果が芳しくなかった為、点滴を行って状態をある程度改善させてから手術を行いました。

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摘出した子宮と卵巣になります。横に比較としてつまようじがありますが・・・

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こちらの画像は、子宮蓄膿症になってしまったワンちゃんよりも体重がもう少し大きい子の避妊手術の際の子宮になります。

つまようじの大きさは一緒ですので、どれくらい子宮がパンパンに膨らんでしまうかご想像いただけるかと思います。

陰部からおりものがでるタイプは開放性、出ないタイプは閉鎖性と分かれます。一般的には閉鎖性の方が症状が重篤になり易く、また膿が溜まった子宮が破裂してしまう可能性も高くなります。幸いにも破裂はみられませんでしたが、細菌の毒素による影響で肝臓のダメージがしばらく続いてしまう事となり、現在も治療中です。

・避妊をしていなくて、生理から2か月以内

・元気食欲がなくだるそう、吐いたり下したりする

・お水を飲む量が多い

・体が熱っぽい

などの症状が見られた場合には子宮蓄膿症の疑いがありますので早めに受診するようにしてください。



紐状異物が原因と思われる腸閉塞の一例


猫ちゃんの異物として多いと思われるものは、ネズミのオモチャ、ビニール、パズルマット、輪ゴム、紐類でしょうか。

裁縫針を飲み込んだりしたケースもありましたが、奇跡的にもそのまま便で出てきた事もありました。

上記に挙げたものの中で一番厄介なものは、紐類です。

異物が閉塞してしまう点ではどれもこれも厄介なのですが、紐類はその被害が広範囲に及びやすい為に注意が必要です。

紐、糸等で猫が遊んでいる内にザラザラの下に引っかかってしまうことがります。取ろうとして口をむにゃむにゃしている間に飲み込んでしまったり、あるいは意図せずして糸を飲み込んでしまったりということがあります。もしもこうなってしまうと、飲み込まれた糸は胃腸の動きによって出口(肛門)へ向かって排出されようと動いていきますが、糸の片側がどこかに引っかかってしまうといつまでたっても糸は出口には到達できません。しかし、体は頑張って外に捨てようとしますので、胃腸を無理矢理引っ張って手繰り寄せて出口に近づけようとします。

実際にこうなってしまうと腸は折りたたまれたようになってしまい、血行障害を起こして最悪は壊死を起こしてしまいます。腸閉塞は命に関わる重大な疾患です。

異物誤食が多いのは犬も猫も1歳未満、犬種ではラブラドールやフレンチブルドッグ、猫種ではアメリカンショートヘアーが経験的に感じられます。勿論、種類に限らず"癖"として色々と口にくわえたりする子は注意が必要です。

今回は、数日前から食欲が全くなくなってしまい、便通も見られず、頻回の嘔吐をするとの事で受診された猫ちゃんです。

お話を伺うと、飼い主様が御裁縫をしている部屋に遊びに来ては糸で遊んでいる事があり、ある日にはそのお部屋から別の部屋に糸が続いていたこともあったとの事でした。

背景から異物閉塞を疑い、検査の中でバリウム造影検査を行いました。猫ちゃんの紐状異物での閉塞が多いのは小腸なので、ここに異常がどうあるかを調べる目的でした。

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バリウムを飲ませて、時間を見ながら経過を追って撮影していくのですが...

スムーズにバリウムが小腸を流れていっています。紐状異物での閉塞であれば腸がアコーディオン状になっている例が多いですが、その所見は認められません。

大腸は小腸に比べて太さがありますので、閉塞する事は少なくなります。小腸を通過できて大腸に到達できた異物は、運が悪くなければそのまま便と一緒に排出されることがほとんどでしょう。

このままバリウムが便と一緒に出てくれたら、異物閉塞ではなく胃腸炎などなのかなと考えていると...

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嘔吐の治療の為に入院でお預かりしましたが、翌日にレントゲンを撮ると上記のように大腸にきれいにバリウムが流れているのですが、大腸の一部で流れが停滞・途切れています。どうにもレントゲン写りがおかしい...。

結果的に時間の経過を追ってみてみましたがバリウムの移動は全く見られなかった為、大腸での閉塞と判断して手術を実施しました。

幸いにも小腸には損傷してダメージが深刻な部分はありませんでした。では問題の大腸はというと、「何故ここでつまってしまったのか?」と思う場所で、非常に硬い便塊とみられるものがパンパンになっていました。腸切開を行ってみると、バリウムと混ざって硬化した便塊が出てきました。KIMG0472.JPG

通常は便にバリウムが混ざって固くなったとしても、大腸まで到達すれば検査の翌日にはほとんど排出されます。しかし何故大腸部分で閉塞してしまったのか...ということで、便を砕くと...

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中からミシン糸がかなりの長さで出てきました。

このミシン糸が嘔吐や食欲不振に関与していたのは間違いなさそうです。バリウムの検査前に超音波検査も行っていますが、その時点では実は閉塞間違いなし!という所見が乏しかったのです。その為造影検査を行う事になったのですが、予想とは違う結果となりました。

バリウムを使用した事で胃や腸にあったミシン糸が一緒に流されて大腸まできたものの、何らかの事態で流れがストップしてしまい、結果バリウムも固まることでにっちもさっちも...という事でしょうか。

手術後は、嘔吐は全くみられなくなりました。しかし、猫ちゃんは極度の緊張からまったく飲まず食わず便もせずの状態だった為、入院予定を前倒しにして退院して自宅で様子を見ながら治療していく事になりました。結果として、帰宅したら食べ始めて便通もあったそうです💦よかったよかった。



心タンポナーデを生じてしまったワンちゃんの例


心タンポナーデとは、心臓を包みこむ「心膜」と「心臓」との間にある空間、心膜腔に液体が貯留してしまう事で心臓の働きを低下させてしまう緊急性の疾患です。

貯留してしまう液体のほとんどは血液を主体としたもので、個人的な経験で言えばそれ以外の液体成分は見たことがありません。

この液体(以下、血液とします)が貯留してしまう原因は大きく分けて2つです。

最も多いのは心臓に腫瘍が発生し、そこから出血してしまう例です。

心臓に発生する腫瘍は血管肉腫という非常に悪性度の高いものであったり、大動脈小体腫瘍という珍しい腫瘍だったりしますが、これも経験的には血管肉腫の原発あるいは転移という例がほとんどです。(※ほとんどというのは、確定診断できなかった例もあるからです)

2番目の原因は、特発性です。ようするに原因不明でいきなり血液が溜まってしまう、というものです。

心臓の周りに液体が貯留してしまうと、心臓は思うように動きが取れなくなってしまいます。心臓は血液を溜め込んだ後に、力強く拍動する事で全身に血液を送り出します。しかし、心膜腔に液体が溜まってしまうと水圧で外側から押しつぶされている状態となってしまう為、心臓の中に血液を貯める空間が少なくなってしまいます。結果、全身に送り出せる血液量が減少してしまうのです。

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また出血の量が多い場合には貧血も起こりますので、これら二つが同時に起こると低血圧となり、ショック状態となってしまいます。

この状態になってしまったら兎にも角にも心臓の周りに溜まっている血液を抜いて、正常な動きができるように圧迫を解除してあげる必要性があります。この処置に為には、心臓に刺さらないように気を付けながら心膜腔に針を刺して液体を吸引しなければなりませんが、針を刺すことで不整脈を起こしてしまったり、そもそも状態が非常に悪い事が大半なので処置自体にもリスクが生じてしまいます。

血液を抜くことで心臓の働きが元通りに近い状態になってくれたら、その次は今後の対策を考えなければなりません。

特発性の場合には原因が不明な為に対応策が難しいものがあります。

腫瘍であった場合には原因がはっきりしている分だけ特発性よりも治療などの道筋が見えやすいですが、心臓発生の腫瘍がほぼ悪性である事、発生部位が心臓である事...これらが大きな問題です。一般的に心臓に発生する腫瘍には抗がん剤は効果が乏しい例も多く、腫瘍を切除する事は非常に難度が高いあるいは不可能な例もあり、また放射線治療は効果が得られるかもしれませんが実施できる施設が限られます。

いずれの原因にせよ心タンポナーデは予後が厳しい病気です。

溜まってしまった液体(心嚢水)を1度だけ抜いて以後は生じない事もありますし、抜いても翌日には元通りになってしまう場合もあります。一つの対策として心膜切除術という手術があります。これは心臓の働きを助けるため、心膜を除去する事で心膜腔をなくし、心嚢水が溜まらないようにするという手術です。根本的な解決にはなりませんが、症状の改善や、原因追究の一助になることもあります。

今回はこの心タンポナーデの子がそれぞれ二日続けて来院されました。

どちらもワンちゃんでシニア年齢、主訴は突然の虚脱又は失神という事でした。それ以前には同様の症状は見られず、朝も元気だったがいきなり具合が悪くなってしまったという事でした。

先ずは1例目のワンちゃんです。今までに基礎疾患での受診歴はなく、また咳や食欲不振といった症状は見られませんでした。朝の散歩の際に、失神するように一度倒れてしまったとの事でした。その後意識が戻りましたが、元気がないとの事で来院されました。

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横向きのレントゲンではハッキリとはしませんが、何となく心臓が丸みを帯びています。

縦向きのレントゲンではその丸みがもう少しわかりやすくなります。

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分かりづらい画像ですが、心臓の周りに黒く抜けた空間があります。これが、心膜腔に溜まった心嚢水です。

2例目の子のレントゲンと超音波画像です。このワンちゃんは、突然ぐったりして歩けなくなってしまったという事でした。咳の症状が1~2か月前より少し見られていたとの事ですが、当日の食事や散歩も普通にできていました。

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この子は心臓がまん丸なのがお分かりいただけるかと思います。

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こちらも超音波画像は見づらくて申し訳ないですが、やはり1例目の子と同様に心臓の周りに液体が貯留しています。

どちらの子もこの後、心嚢水を抜く処置を行いました。

抜き取った心嚢水の一部がこちらです。

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血液そのものが抜けたようなものです。

どちらのワンちゃんにも心臓に腫瘍を疑う画像検査所見が見られました。

吸引した心嚢水の検査を行いましたが、どちらも腫瘍を特定できる検査結果ではありませんでしたが、状況判断からは腫瘍起因の心タンポナーデと診断しました。
1例目のワンちゃんは処置後に状態は大きく改善し、今後の方針を相談する時間を得るために対症的な治療薬を処方させて頂きましたが、残念ながらその日の夜に再び急変して亡くなってしまいました。2例目のワンちゃんは原因治療ではなくQOL維持を第一としたご自宅での治療を選択され、投薬による管理を続けています。

腫瘍性の心タンポナーデに遭遇しやすいと感じるのは高齢の大型犬やミニチュアダックスフンドです。特にミニチュアダックスフンドは突然の歩行困難(虚脱)になってしまう時に椎間板ヘルニアと思ってしまう事もあるかもしれません。

血液検査では心タンポナーデの可能性を見つける事はできません。また予防する方法も残念ながらありません。予防に繋がるものとしては画像検査をすることで心臓に腫瘍がないかどうか、あるいは心臓に転移しやすい他の臓器の腫瘍がないかどうか(例:脾臓の悪性腫瘍など)を調べておくことになります。



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