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🌸2019年 春の血液健診キャンペーンのお知らせ🌸


冬の寒さはまだ続いておりますが、暦の上では春を迎えましたね。

ひな祭りも間もなくで、病院の受付に今年もミニお雛様を飾らせて頂いております。

3月~4月は色々と生活環境が大きく変わる時期です。卒業、引っ越し、4月の入学・入社の準備などなどで慌ただしくなってきます。

動物達にとっても、この時期から色々と皆様に行っていただく各種予防が本格化します。

先ず一つ目はノミ・マダニ予防です!!

冬の寒い時期は凍えて大人しくしている彼らですが、暖かくなってくると活動を開始します。気温が13℃~15℃になると活動を始めてますので、予防の開始の頃合いとなります。近年ではSFTSなどのダニ由来の感染症の報告事例が増加してきております。この病気は発見されにくい事と、発症後の致死率(主に人で)が高いので、未然に防ぐことが重要です。

二つ目は狂犬病予防接種です!!

ワンちゃんを飼っていらっしゃる方皆さんが予防接種をしなければなりません。

お住まいの地域によりますが3月下旬頃に行政から通知が来ると思われますので、その通知ハガキをお持ちになってご来院下さい。初めての狂犬病予防接種の方は通知は来ませんので、直接病院へご来院下さい。

3つ目はフィラリア予防です!!

フィラリア予防は5月からの予防開始となりますが、予防薬を与える前に事前に血液検査(2~3滴の採血が最低必要です)を行わなければなりません。検査及びお薬の処方は3月から可能ですので、お早目に備えていただくことをお薦め致します。(※フィラリア予防薬で注射タイプをご希望の方は、この時期から5月末までのご案内のみとなります。)

といった感じで様々な事が始まってまいります。

病気などがない子は、この時期のみ病院へ行くという場合も多いかと思います。

そこで...

今年もこの時期に!!お得な「春の血液健診キャンペーン」を実施致します!!

若い年齢の子でも少なくとも年に1回、中高齢の子は年に2回の血液検査が推奨されています。

この時期のみの非常にお得な価格となっていますので、是非ご利用ください!!

今年もしっかりと予防を行って、健康に過ごせるようにしていきましょう。



頬の腫瘤切除(脂肪腫)の例。


観測史上最強の寒気が北日本を覆いつくし、そして今日は都心でも降雪が見られましたね。

例年に比べて当院地域は暖冬だと感じておりますが、気温の上下が大きく開くこともありますし、このまま春に向かって暖かくなっていくのかと思いきや雪が降ったりと変則的で困ってしまいますね。インフルエンザの波は幾分落ち着き始めたようですが、引き続き十分にご注意なさってください。

伝染病といえば、獣医業界も含む畜産業の方では豚コレラという伝染病が中部地域で拡大し、更なる感染拡大防止の為の封じ込めと、残念ではありますが家畜の殺処分が行われています。関係者の方の経済的な損失も、精神的な負担も計り知れません。早期に終息する事を願うばかりです。

しばらくぶりの更新となってしまいました。今回は頬にできたできものを切除した子です。

できものはしばらく前に見つかっており、大きさの推移をみていたのですが、ある時に突然一回り程大きくなってしまいました。急激に大きくなると良くない印象が多いですが、針を刺して調べてみるとさほど悪さをしなさそうな細胞の所見が出てきました。

その後投薬を行いながら経過を見ていきましたが、今後増大する可能性がある点、その場合に切除範囲が広くなってしまう点を考慮し、巨大化する前に切除介入を行う事になりました。

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赤線で囲った部分の皮下に腫瘤があります。最初に飼い主様が気づいた時はこの半分程度だったのですが、短期間でここまで大きくなってきました。確かにこれ以上大きくなってしまうと、切除した際の皮膚の余裕がなくなってしまいます。

大型犬の子でしたので、手術台の上に乗せるのにスタッフと「よいしょっ!」と力を入れてのセッティングでした。

予定では頬の部分のみの切除予定でしたが、数日前に脇の部分に似たような感触のできものがあることに気付いたとの事で、こちらも合わせて切除する事になりました。

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頬の部分から切除した腫瘤です。触診では異なり、周囲の筋肉に一部癒着していました。

病理結果は、この頬の腫瘤と、脇から切除した腫瘤は良性の脂肪腫でした。

脂肪腫は中高齢以降の皮膚腫瘍としては多くみかけるもので、良性であれば即時の外科介入を行わないケースも多いですが、この子のように発生部位や大きさの動向によっては術後の影響が大きくなってしまう懸念も考えられる場合は早期の切除が推奨されます。

発生部位にもよりますが何かしらのイボやしこりを見つけた際は、ご相談いただければと存じます。



1月26日(土) 診療時間変更のお知らせ


2019年1月26日(土曜日)は、都合により

午前診療を休診とさせて頂きます。

午後4時~午後7時の午後診療は通常通りです。

ご迷惑をおかけいたしますが、お時間をお確かめの上、ご来院頂きますよう宜しくお願い致します。



2018年~2019年 年末年始の診療日程のお知らせ


今年一年も、皆様には大変お世話になりました。

心より感謝申し上げます。

来年も引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。

2018年の診察は12月30日午前までとなります。

12月31日~1月2日までは休診とさせて頂いております。

2019年の年明けは1月3日(木曜)からの診察となります。

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皆様がよいお年を迎えられますことを、お祈り申し上げます。



帝王切開を実施したトイプードルのワンちゃん


冷え込みがグッと強くなり、冬本番をようやく迎えた感じですね。

急激な気温変化もそうですが、屋内では人も動物も部屋の寒暖差によって引き起こされる症状があります。

ヒート・ショックという言葉はテレビなどでも見かける事が多くなったと思いますが、暖かい部屋→寒い部屋→暖かい部屋、というような急激な室温変化により血圧が乱高下することで心筋梗塞や脳卒中といった血栓が関与する病気が発症するリスクが高くなります。

動物ではそもそも心筋梗塞や脳卒中といった疾患は稀ですが、寒暖差が心肺機能に影響を与える事は十分にありますし、個人的な印象では鼻炎様のくしゃみや鼻水などの症状が見られる事があると感じます。俗にいう"風邪みたいなもの"とはちょっと異なる様相のものですが、気になる症状が見られた場合には一度受診をお願いします。

上記の話との関連は一切ありませんが...今回は、帝王切開のワンちゃんです。

今月は現在2件の帝王切開がありましたが、そのうちの1件ではお腹の中にいた胎仔を助けてあげる事ができませんでした(母体と、自力で出産した1頭は元気に過ごしてくれています)。

2件目の子は、自然分娩を前提として考えていましたが、出産前から何度か様子を見ている間に「もしかすると帝王切開になる可能性が高いかもしれない」というお話をさせて頂いていました。

難産になってしまう例としては、母体側にトラブルがあるケース(例:陣痛が弱い、骨盤の変形、子宮収縮が弱いなどなど)、胎仔側にトラブルがあるケース(例:胎仔過大、胎仔失位など)です。

今回のお母さんワンちゃんでは、体が小さい子であった為に胎仔がギリギリ骨盤を通過できるかという点と、出産前の様子で体力的な面での不安点があるというところでした。

出産予定日として考えていた期間に出産前兆が見られ、陣痛も始まったので「このままいける・・か?」と飼い主様との連絡をやり取りしながら経過を見ていましたが、陣痛が始まって以降も実際に出産までいたるプロセスは乏しく、帝王切開の必要が高いという判断をしてご来院していただきました。

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(予定日の数日前に撮影したレントゲンです。1頭は既に骨盤近くまでこの時点で来ていました。)

しかしいざ陣痛が始まっても生まれる気配はなく、触診してみると産道は開いているものの胎仔の下降は確認できなかった為、陣痛促進剤の投与などを行って自然分娩を待つというメリットは低いと判断し、すぐに帝王切開に移行しました。

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術後の子犬たちとお母さんワンちゃんの様子です。

飼い主様に取り出した子犬の処置をお手伝いして頂き、3頭全員が無事に生まれました。

先日の子達は助けてあげる事ができなかったのが本当に悔しく残念でした。

生まれた子達は、これから頑張って元気に過ごして欲しいと願うばかりです。



診療時間

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【午前】9:00~12:00
【午後】16:00~19:00

(12:00~16:00は手術・検査・往診時間)

定休日以外に休診になる場合はこちらでお知らせします。

カード支払い可能

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