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🎄2024年12月及び年末年始の診療時間のお知らせ🎄


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いよいよ師走となり、今年も残り1ケ月となりました。

早いですねぇ...(しみじみ)

12月の診療予定ですが、現時点では臨時休診日の予定はございません。カレンダー通りとなります。

但し、スタッフの不在日などがあります為、診療内容によってはご予約日などを移動していただく可能性が御座いますのでご了承ください。

年末年始の予定は表の通りとなりますので、ご確認をお願い致します。

フード、薬剤のご注文は予めお手元の在庫をお確かめの上、お早めに且つ余分にご注文頂きますようお願い致します。

特にフードに関しては12月24日以降は流通関係上、年内に届かなくなる可能性もありますのでご注意下さい。



2024年秋の健診キャンペーン実施中&11月休診日のお知らせ


秋の健康診断キャンペーンは11月30日まで実施中です。

是非、ご利用ください🐶🐱

詳細は「🍁2024年秋の健診キャンペーンのお知らせ🍁」をご覧下さい。

2024年11月の臨時休診日等につきましてお知らせさせて頂きます。

11月2日(土) 午前診療が休診午後は通常診察

11月5日(火) 全日休診

11月4日、11月23日の祝日につきましては午前診療のみとなります。



【ケースリポート】歯周病のワンちゃんの処置例・ダックスフンドに多いケース


ケースリポートにおける歯周病関連は久々になるでしょうか。

今回のケースはミドルシニア年齢のダックスちゃんです。

過去の歯周病でのケースリポートをご覧頂くとおわかりになるかもしれませんが、シニア年齢でのダックスフンドの歯周病での処置は非常に多いです。犬種的な特性...なのかはわかりませんが、上の奥歯(唇に隠れて普段は見えない部分)の歯周病が非常に重症化しやすく、目の下が腫れてきた、片側だけで物を噛む、食べてる時に痛そうな様子が見られた、という症状が見られてきたら危険信号。そこから更には、くしゃみが多くなった、粘稠性の鼻水が出るようになった、くしゃみの時に鼻血が出る時がある、となってしまった場合には既にOUTでしょう😿

今回のケースのワンちゃんは他の疾患での治療経過があった為に、症状の出現が見られた後にすぐには処置せずに治療介入をしながら経過を見ていきましたが、いよいよ処置に踏み切らないとという事で飼い主様ごご相談させて頂き、実施致しました。

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症状としては目の下の腫れ、くしゃみ・鼻水が見られていたために投薬を実施していました。お薬で幾分の改善は見られていましたが、根本的解決の為に、大半の歯の抜歯を前提としてご説明させて頂き、処置を行いました。レントゲンでは赤丸で囲った領域の歯の埋まっている歯槽骨という部分に隙間が空いてしまっています(=骨が溶けて、歯を支えられなくなってきている)。

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歯の実際の様子です。歯石の付着は年齢を考慮するとある程度は仕方がないと思いますが、傾向的にダックスフンドは歯の奥の部分にダメージが行きやすい印象があります。これらの歯石を除去し、レントゲン検査と実際の処置時の目視と合わせまして、残存が厳しい或いは望ましくない歯に関しては抜歯を行いました。

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処置後の歯の様子です。抜歯を行った部分は歯肉や頬の粘膜を用いての穴を塞ぐ処置をしています(糸が見えると思います)。

この写真で見られている残存歯の中で、実際は抜歯処置を行いたかったけども諸所の状況から見送らざるを得なかった歯というのもあります。該当歯に関しては、今後の治療経過の中で判断していく予定です。

日々のデンタルケアも勿論可能であれば頑張って実施していただきたいですが、定期的なお口のチェックを行って、必要な場合には早期の処置介入をご相談・検討していただく事も、改善への近道となることもあります。

口臭や口を気にする様子、涎などの口に関わる気になる症状が見られた場合にはお早目の受診をオススメします。



🍁2024年秋の健診キャンペーンのお知らせ🍁+10月の休診等お知らせ


例年実施させて頂いております、秋の健康診断キャンペーンの時期となりました。

今年も例年同様に実施させて頂きたいと思います。

キャンペーン期間は2024年10月5日~2024年11月30日までとなります。

スタッフ人員の都合上、10月1日からの実施ではございませんのでご注意ください。

キャンペーンの内容、費用、注意事項につきましては下記ファイルをご覧いただきますよう宜しくお願い致します。

秋の健診キャンペーン概要2024.pdf

是非、ご利用ください🍁

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9月21日時点での10月の臨時休診の予定は現在はございません。予定変更がありましたら再度お知らせさせて頂きます。

10月1日~10月4日の期間はスタッフ人員の都合上、検査・診察・手術におきまして一部制限をさせて頂く場合がございます。ご迷惑をおかけいたしますが、あらかじめご了承下さい。



ほっと一安心...😹緊急帝王切開の猫ちゃんのケース


先日、妊娠している猫ちゃんの緊急帝王切開を行いました。

妊娠の発覚から経過を診させていただいていた子ですが、出産予定日はちょうどお盆の真っただ中。4頭の赤ちゃんがいる事が判明しました。飼い主様には今年のお盆の外出は諦めてくださいとお話をしました。

飼い主様には妊娠時の留意事項や観察ポイント、出産環境の整備などなどをお話し、また、飼い主様ご自身も事前に知識を入れておいていただくようにYoutubeやネット、本などで出産に関するお勉強をしていただきました。

お盆期間中の大体この辺りだろうなぁ...という予想通りに出産日を迎えました。

しかし...大問題発生💦

飼い主様のご家族様からご連絡をいただいたのですが、「第1仔が生まれてから2頭目が生まれてこない。6時間経過している。」

.........!!!???

6時間?!通常は多産の場合には次の子は2時間以内に産まれてくるもので、そうでない場合は難産となり治療対応の必要が出てきます。どうやらご家庭内での連絡トラブルがあったようで、病院への連絡が遅れに遅れてしまったようです。

しかし6時間経過しているとなると、残った3頭はかなり厳しいかもな...と電話対応時は思いました。しかし可能性に賭け、とりあえず即時に来院を指示しました。

到着次第、すぐに超音波検査。母体は問題はなさそうで何よりですが、お腹の中の子がどうかはわかりません。超音波では残った3頭の内2頭の心拍は視認できましたが、弱くなっていました。残りの1頭は心臓の位置をぱっと見の検査では確認できず、生死不明でした。

ともかく、今生きている子を何とかしないと!という事で、待機させていたスタッフと共に緊急帝王切開を行いました。

結果...

先に産まれていた1頭目を含めて、全頭共に無事に産まれました!良かった!

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帝王切開で取り上げた3頭の内の1頭はなかなか呼吸が戻らずに正直諦めるところでしたが、看護士の粘りで最終的には自発呼吸をするようになりました。

母猫も麻酔から醒めて暫く後には、子猫たちにおっぱいをしっかり飲ませており、この点もほっとしました。

猫の出産は、犬と比較すると難産のケースは少ないですが、それでも今回のように難産となる時はあります。

大事なのは、事前に病院と相談して置く事と、飼い主様も知識を持っていただく事、そして産前産後含めて様子をしっかりと見ておくことです。この子たちがこのまま元気に成長してくれる事を願うばかりです😊

(※当院では、かかりつけ患者様及び経過を診させてもらっている子以外の帝王切開は受け付けておりません。また人員都合上、夜間早朝のご対応も困難です。出産を今後ご検討の場合は、必ずかかりつけ病院様とよくよく相談しておくようにしてください。)



診療時間

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ご予約はお電話でお願いいたします。

【午前】9:00~12:00
【午後】16:00~19:00

(12:00~16:00は手術・検査・往診時間)

定休日以外に休診になる場合はこちらでお知らせします。

カード支払い可能

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うぇる動物病院

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