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2023年6月の診療時間変更日のお知らせ


6月17日(土曜日)

午後の診察時間が16:00~18:00までとなります。

お薬及びフードのお受け取りも同様のお時間となりますので、ご注意ください。

ご迷惑をお掛けいたしますが、予め宜しくお願い致します。



2023年5月の休診日のお知らせ


5月の臨時休診日についてのお知らせとなります。

ゴールデンウィーク期間中の診察時間のご案内につきましては、以前のお知らせをご覧いただきますようお願い致します。

流通の都合上、お薬やフードなどの手配にお時間を要してしまう可能性がございます。お手元の残りをお確かめ頂き、余裕をもってお早めにご注文頂きますようお願い致します。

2023年5月13日(土) 全日休診

ご迷惑をおかけいたしますが、予め宜しくお願い致します。



2023年4月&ゴールデンウィークの休診日のお知らせ


2023年4月の臨時休診日は現在のところございません。

4月29日土曜日は、昭和の日で祝日となりますが、午前・午後ともに通常通りの診察となります。

ゴールデンウィーク期間では、5月3日水曜日の午前診察は実施いたします。

5月3日水曜日の午後~5月5日金曜全日までが休診となります。

5月6日土曜日から通常の診察予定となりますので、予めご都合をお確かめ頂きますようお願い致します。

ゴールデンウィークに関わるホテルのハイシーズン期間は4/27(木)~5/7(日)までとなります。

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【ネット予約受付の開始&病院公式LINE開設のお知らせ】


新年度を迎えて、新しい生活を迎える季節となりましたね。

桜も今頃が良い見頃となり、暖かくなってきた陽気と合わせて気持ちのよい感じがします。

そんな新しい生活...ではありませんが、当院でも新しく4月からスタートするものがあります。

ネット予約の受付開始です。

新規患者様、カルテ在籍の患者様のいずれもご利用いただけるネット予約となります。

公式HPでは下記バナーよりご利用いただけます。

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あわせて、病院の公式LINEを開設致しました。

こちらをお友達登録していただきますと、ネット予約や病院からのお知らせなどが見れるようになっています。是非こちらもご活用頂ければと思います。下記QRコードからお友達登録が可能となります。LINEではお知らせが主となり、ご相談などはお受けできかねますのでご了承下さい。

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引き続きお電話でのご予約も今まで通りに行っております。ネット予約に関しましては幾つかの注意事項がありますので、記載してある内容をお読み頂いた上でご利用頂きますようお願い致します。

皆様に是非ご活用頂ければ幸いです。

宜しくお願い致します。



慢性嘔吐と緩徐な体重減少が見られた猫ちゃんの症例 2023/02


『複数回の激しい嘔吐が続いている』

こういった症状の場合にまず最初に頭に浮かぶのは、異物誤飲誤食による胃腸の閉塞です。

特に若いワンちゃんだったり、ビニールやティッシュをかじるネコちゃんだったり、紐が好きだったり、明らかに何かを破壊してパーツが無くなっていたりする背景があれば尚更その疑いが高まります。

そういったケースでない場合に、次に疑うのは何かしらの中毒物質の摂取です。突発的(数時間以内に突然激しく複数回みられる)な嘔吐であれば、身の回りに何か中毒を疑うようなものがないかどうかの問診を細かに行います。食品、薬品、観葉植物、DIY系道具類などなど。

これらも該当しなさそうなケースでは、感染性などの胃腸炎或いはその他原因による急性胃腸器障害を疑っていきます。

今回のケースの子は、激しい嘔吐...とまではいかないものの、慢性的な経過で、「吐く時は何回か吐く。そうでない、全く吐かない時もある」というように症状自体が流動的な子でした。

2か月ほど前より上記のような症状が度々見られるようになってきたとの事です。本人の様子としては元気があって、食欲も安定していてご飯もしっかりと食べます。便通も平均して毎日はあったようです。

この稟告を聞いた時点では、異物閉塞や中毒物摂取の可能性は低めで、胃腸機能の運動機能に問題があるのではという事でそちらの治療を行いました。投薬によるアプローチで多少の改善は見られたものの、やはり最初の症状は無くなることはありませんでした。

慢性経過のうちに、食欲はあるものの体重が徐々に減少傾向にあった為に幾つかの積極的検査を実施する事となりました。

血液検査ではほとんど異常が見られませんでした。画像検査では、超音波検査で腸に怪しいところが...

腸に何かありそうという点と、今までの症状から疑うところは腸に何か良く無いもの、つまりは悪性腫瘍があるのではないかと疑うものでした。腸に腫瘍があった場合、その腫瘍が腸を物理的に閉塞させてしまうことで通過障害が生じて嘔吐が度々見られることは納得のいくところです。しかし、イマイチ嘔吐の回数などの様子や、本人の食欲の点から腑に落ちない点もあり...。そして画像所見でも怪しいはわかるのですが、「異物なのか、腫瘍なのか」が判別に迷うところでした。

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そこで、飼い主様とご相談させて頂き、「試験的開腹」という名目で手術を実施することに同意を頂きました。

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超音波画像でみた部分は、実際にはこのようになっていました。異物によるものではなく、何らかの腫瘍性病変によるものでした。腫瘍によって腸管の内腔が狭窄してしまったことにより、食べ物などが通過できずに嘔吐してしまっていたという事です。

この後、腫瘍の見られる腸管部分は切除摘出し、腸管を繋ぎ合わせて手術は終了しました。

病理検査の結果では、残念ながら悪性の腫瘍という結果でした。腸管そのものは大丈夫でしたが周囲組織にがん細胞が転移している可能性が高い結果でしたので、今後は抗がん剤を用いての治療アプローチを実施していくこととなります。

今回のケースの子では、正直なところ最終的に開腹手術を実施するまでは病態の原因がはっきりと判断できませんでした。何かしらの原因で胃腸の通過障害が起きている事はわかっていましたが、異物なのか、腫瘍なのか、炎症なのか等々、メスを入れるまでに断定できない状態で手術を行わざるを得なかったのは良い事ではありません。しかし個人的な経験上、試験開腹という方法に踏み切らざるを得ずに実施した場合には、100%で何かしらの問題点が見つかってしまっています。

今回のケースで悩んでいたのは、食欲及び食事量に対して嘔吐をする様子に流動性が見られたというところでした。不完全閉塞という結果でしたので腸管に通過できるスペースがあったのは確かなのですが、そのスペースは鉛筆以下の太さがやっとこさ通る程度......よくこの径で物が通過できていたなと驚くものでした。

なるべく試験開腹という手段はとらないに越したことはありませんが、苦虫を嚙みつぶしたような顔つきで私がその方針を提案せざる得なかった場合には...お察しください...😿



診療時間

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カード支払い可能

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