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新型コロナウイルスに関する診察の実施状況につきまして 4/4時点
新型コロナウイルスの蔓延防止措置に基づき、行政による様々な対応が検討・実施されております。
不要不急の外出を避け、密集・密閉・密接を極力避けるようにする事が指針として発表されています。
日々、感染者報告数が増加している東京都におきましては、ロックダウンの発動(移動制限)もあり得ます。
更には全国的な感染状況をみて、政府による緊急事態宣言の発令(外出制限・禁止令)も十分に考えられます。
現状では当院は通常診療を実施しておりますが、上記のような行政命令の発動によりどのような対応をとらなければならないかは現時点では未定です。
患者様同士の3密を避けるため、状況により『時間帯予約診療制度』を設ける可能性もあります。
現在は予約不要での外来を行っておりますが、診察・予防・フードやお薬のお渡しなど全ての患者様のご来院に対して、時間を定めた上でご来院頂く形をとらざるを得なくなるかもしれません。万が一そのような事態になる場合には、当HP及び当院Facebookにて通知をさせていただきますので、お手数ですがこちらのチェックをご来院前に必ずお願い致します。
合わせまして、フードや医薬品の流通状況は現在は特に大きな混乱は生じておりません。ただし医薬品などを配送している業者さんなどもコロナ対策にて人員削減・時間短縮を行っているため、即日の入荷ができない場合も多々御座います。
今後の動向不明の為、特にフード類や定期的な内服薬に関しましては、在庫に余裕を見てご注文頂くようにお願い致します。前述の行政命令が実施された場合は、全ての医薬品等の仕入れができなくなってしまう為、在庫限りとなります。
十分に余裕をもってみて頂くようお願い致します。
新型コロナウイルスに関しましては、都度ご連絡させて頂きます。
4月の臨時休診日のお知らせ 2020年
4月6日(月曜日)
都合により、終日休診とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけ致しますが、ご都合お確かめいただきましてご来院をお願い致します。
2020年 春の血液健診キャンペーンのお知らせ
今年は冬らしさがないままに春を迎えますね。
気温も既に10℃を越えて、日によっては15℃にまで達する日もありました。
暖かくなってくると活動を開始し始めるのが...そう、マダニやノミなどの吸血する虫です。
蚊の発生はもう少し後になるでしょうが、今年は蚊の発生も例年より早まりそうな気もします。
さて、今年も当院は各種予防が始まるこの季節に合わせての『春の血液健診キャンペーン』を実施します!!
日常生活の中で、健康で特に異常がみられない子でも調べてみると何らかの異常が早期に発見できる可能性もあります。
記載の通りに普段の検査価格に比較してかなりお得になっていますので、この機会を是非ご活用ください。
血液健診のみの場合はご予約不要ですが、X線や超音波検査なども合わせてご希望の際は事前にご予約のお電話をお願い致します。
検査と合わせて、フィラリア予防薬やノミ・マダニ予防薬のご案内もできますのでお問合せ下さい。
帝王切開を実施した一例
今回は、先日に帝王切開を実施した例となります。
繁殖をされている方がお連れいただいたトイプードルの子ですが、過去に3回の妊娠を経験しており、そのいずれもが帝王切開による出産だったようです。毎回妊娠するのは1頭のみだったようで、お腹の子が大きくなりすぎて自然分娩はできなかったようです。
今回連れてきたもらった当初は妊娠診断でしたが、今回も1頭のみの妊娠でした。
過去の履歴から、通常の出産予定日を考慮して、計画的帝王切開を実施する事にしました。
幸いにも帝王切開予定日当日に母犬の体温が低下する、出産前の兆候がちょうど見られた為にタイミングとしてはバッチリでした。
手術準備をして、母犬の負担が少ないよう直前までは自宅で待機しててもらい、準備ができたら来院していただいて即座に手術前検査と処置を行います。
手術前のレントゲンでは、お腹の子は事前検査通りに1頭のみです。
骨盤の大きさと胎子の頭の大きさを測定すると、やはり自然分娩は不可能でした。
通常の手術と同様の麻酔ではお腹の中の子が眠ってしまい覚醒が悪くなってしまう為、異なる麻酔の組み合わせで手術を行います。
既に数回の帝王切開を実施している子でしたので、子宮には複数個所の過去の手術後の治癒過程で生じた癒着の痕跡が多数見られ、それらを少しずつ剥離しながら子宮を腹腔外へ引っ張り出し、胎仔を摘出しました。
摘出後はスタッフに胎仔を預け、自分で呼吸ができるようになるまで温め、酸素補給し、刺激を与えて自発を促します。「うみゃー」と声上げたら一先ずは安心。写真は産声を上げた後の子犬の様子です。(母犬はまだこの時は別室で手術中)
手術が終わり、母犬が麻酔から無事にさめたところで子犬のチェックです。
今回誕生したこの子には、先天性二次口蓋裂が認められました。口蓋裂とは、口の中の上あごに隙間がある為に鼻と口が連絡してしまう奇形の事です。この障害があると、うまく哺乳する事ができないために成長不良や誤嚥性肺炎を起こしてしまう事が多く、通常の飼育では生存が困難です。チューブを使って直接ミルクを投与するなどのお世話をしてあげないと早期に亡くなってしまいます。隙間を塞ぐ手術はある程度大きくなってからでないとできない為、その月齢まで頑張って欲しいと願います。
来院から手術、母犬が覚醒してからしばらく様子を見て、その後帰宅して自宅で様子を見てもらう事になります。病院滞在時間は約3時間の出来事でした。
診療時間
ご予約はお電話でお願いいたします。
【午前】9:00~12:00
【午後】16:00~19:00
(12:00~16:00は手術・検査・往診時間)
定休日以外に休診になる場合はこちらでお知らせします。
カード支払い可能
当院では、MASTER・VISA・SAISON・JCBのクレジットカード支払いに対応しております。
アクセス
鶴川街道、「市立博物館入口」信号近く
Pあり
病院敷地内に3台駐車スペースがございます。
駐車場内でのトラブルは責任を負いかねますのでご了承の上ご利用ください。