≪重要≫2026年からのフィラリア予防期間について🦟🦟
近年における平均気温の上昇、特に東京圏においては冬時期においても15~17℃の気温を記録することが度々見られ、一年を通じて夏期間の延長・冬期間の短縮の傾向が認められています。
毎年、飼い主様方にはフィラリア予防及びノミ・マダニ予防にご協力頂きまして誠にありがとうございます。
特にワンちゃんにおいては皆様の予防に対するご協力や種々の啓もう活動の結果、フィラリア症の診断自体は毎年減少しております。数十年前まではワンちゃんにおいては死亡原因の中でも上位にいたこの疾患は、現在ではかなり下位に位置しており、見かけた事もない獣医さんもいらっしゃるぐらいになりました。予防薬の発展もありますが、一番の要因は飼い主様方の継続した努力の賜物だと実感しております。
下記は過去3年間の東京都の平均気温の推移となります。

15.6℃(紫の線)を超えると蚊の体内でフィラリア幼虫が発育可能となってきます=フィラリア感染の恐れが出てきます。
日毎月毎で差は勿論ありますが、2月下旬~3月上旬には最高気温で15.6℃を超える日が出てきて、平均気温で見ると3月中~下旬には15.6℃を超えています。つまり、3月末の時点で早ければフィラリア感染の可能性が高くなってきているというデータとなります。
昨年の同時期のブログでもフィラリア感染可能の時期が昔と比べて早くなってきていますよという記事を載せていますが、直近去年のデータを見てもその傾向は変わりありません。その為、昨年の時点で"前フリ"はさせて頂いておりましたが...
2026年からは当院でのフィラリア予防必須期間としましては4月を開始月とし、12月が終了月と致します。

世界的な気温上昇傾向に伴い、日本の亜熱帯化が懸念されていますが、予防期間の延長の流れもそれに伴うものとなります。
ノミ・マダニ予防につきましては昨年同様に、通年推奨ではありますが、3月開始→12月終了を予防期間とさせて頂きます。
予防期間の延長に伴い、予防薬服用期間が延長される為、主に飼い主様には予防薬代の負担がプラスになってしまうのが大変心苦しい事となりますが、ご理解頂けますよう宜しくお願い致します。😿